2021年8月31日

災害に備えておきたい防災グッズや対策方法をご紹介!

毎年9月1日は防災の日です。そして、防災の日を中心とした1週間が防災週間となっています。防災について、今まで準備した事がない方、もうちゃんと準備している方も、防災グッズの準備や点検を行い、家族で防災や防災グッズについて話し合いをするなどして、災害についての認識を高めませんか?今回は災害になった時に慌てないために、確認しておきたい主な対策と準備しておくと安心な防災グッズについて紹介します。

自然災害

災害に備えて、確認しておきたい主な対策

家具転倒防止グッズで補強する

家具転倒防止グッズとして、多くの場合、L型金具が奨励されています。しかし、ビスで金具と壁を固定する必要があるため、壁側に穴を開けられない・開けたくない住宅では不向きとなります。手軽な方法の1つとして、家具の底面に粘着マットを敷いてすべらない状態にした上で、家具と天井の隙間を新聞紙などで無くす方法があります。これならほとんどお金を掛けずに、一定の効果が得られますし、手軽にできそうです。さらに、インターネットでは、家具転倒防止グッズは色んな商品や方法が紹介されています。ご自宅に合う転倒防止グッズを探してみて下さいね。なお、内閣府 防災情報ページに誰にでもすぐできる家具転倒防止対策が紹介されています。こちらも参考にしてみて下さい。こちら>>内閣府 防災情報のページ

家具の配置を工夫する

家具を固定しておくことも必要ですが、もし、家具が転倒した場合でも避難できるように日頃から、配置を工夫しておきましょう。少し向きを変えるだけで、事故や大けがを防げるかもしれません。

家具配置

参照:西宮市「自主防災組織」より

※もし、家具等により出入り口が塞がれた場合、救助を求めやすくなるように、寝室の枕元に懐中電灯やホイッスルを備えおくと安心です。

食料・飲料などの備蓄の確認する

・飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)
・非常食 3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
・トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロ など

※防災のために特別なものを用意するのではなく、できるだけ、普段の生活の中で利用されやすい食品等(缶詰やパックご飯)を備えておくと賞味期限切れなどを防ぐことができます。

非常用持ち出しバッグの準備をする(人数分)

・飲料水、食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
・貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
・救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
・ヘルメット、防災ずきん、マスク、軍手
・懐中電灯、携帯ラジオ、予備電池、携帯電話の充電器

※何をどのくらい準備したら分からない人は、市販品の防災グッズを購入するのもオススメです。

家族全員で確認する防災の知識

家族同士で安否確認方法を決めておく

別々の場所にいるときに災害が発生した場合でもお互いの安否を確認できるよう、日頃から安否確認の方法や集合場所などを、事前に話し合っておきましょう。災害時には、携帯電話の回線がつながりにくくなり、連絡がとれない場合もあります。その場合は局番なしの「171」に電話をかける災害用伝言ダイヤルを利用することを共有しておきましょう。

避難場所や避難経路を確認しておく

実際に災害になった時に慌てず避難できるように、今一度、避難場所、避難経路を事前に確認しておきましょう。豪雨、津波、火山噴火など、災害の種類によって安全な避難場所が異なる場合もあります。お住まいの自治体のホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトなどから防災マップやハザードマップを入手してしましょう。

ハザードマップ

まとめ

災害が起こらなければ、後回しになりがちな防災対策。忙しい日々の中で万全の備えをすることは、難しいかもしれません。しかし、大切な家族を守るためにも、自分自身が慌てないためにも、今一度、防災について再確認してみてはいかがでしょうか。