2019年9月5日

リフォームでもローンが組める!上手な活用法

近頃新築を建てるための土地がなく、中古住宅を購入してリフォーム・リノベーションを行う人が増えてきています。
リフォームする際にローンが活用できるのか、金利や相場が分からないという方が多いでしょう。
今回はそんなリフォームのローンに関してご紹介していきます。

リフォームローンって何?

リフォームローンは住宅ローンの一種です。名前の通りリフォーム・リノベーションと利用用途が限られています。
種類は2種類で、ご自身の住宅を担保とする「有担保型リフォームローン」と、担保が必要ない「無担保型リフォームローン」があります。
それぞれ借入可能な金額や返済期限、金利が違ってきますので、ご家庭の事情に合わせた資金計画を立てて利用しましょう。

主流は「無担保型リフォームローン」

リフォームローンの主流は「無担保型リフォームローン」です。
一般的な住宅ローンに比べて審査が通りやすくなっていますが、借入限度額が少なめに設定されています。また担保を必要としない為金利も少し高めなのが特徴的です。
借入先の金融機関によって借入可能金額や金利は大きく異なるので、複数社で比較検討するのがいいでしょう。

審査にかかる期間はだいたい1週間前後で、返済期間は約6ヶ月~15年程度となっています。

有担保型リフォームローン

こちらは融資対象の土地や建物を担保として借入できるローンで、借入金額が多く返済期間が長いのが特徴です。
担保があるため金利も低めとなっていますが審査に時間がかかり通りにくくなっています。
そもそも担保とは、金融機関にローンが返済できなくなった際の保証の事です。貸したお金が返ってこないのは金融機関も困ってしまいますよね。

審査にかかる期間は1ヶ月前後で、返済期間は35年程度になります。

リフォームローンの金利体系

金利は大きく分けて3つに分類され、「変動金利型」「固定金利型」「固定金利選択型」があります。
利用者の多くは年2回金利の見直しが行われる「変動金利型」です。メリットは金利が探すと返済額も下がることです。逆もまたしかりですが、金利動向に対して細かい対応が必要です。
「固定金利型」は名前の通り完済まで金利と毎月の返済額が固定されています。毎月の返済額が決まっていることから資金計画は立てやすいのですが、変動金利型に比べると借入時の金利はどうしても高くなってしまいます。
「固定金利選択型」は返済期間が短いほど金利が低く、長い程高くなります。自分で返済期間を選択できるのですが、設定した機関にローンが残ってしまっていた場合は、再び返済タイプを選びなおす必要があります。

リフォームの住宅ローン減税

新築同様リフォームでも「住宅ローン減税」が利用可能です。その他「リフォームローン減税」「投資型減税」を受けることが出来ます。

住宅ローン減税

10年以上の住宅ローンを組むことによって利用できます。小規模なリフォームで活躍できそうにありませんが、大規模リフォームの場合は活躍できそうですね。

リフォームローン減税

5年以上のリフォームローンで利用可能です。バリアフリーや省エネ対策といった特定の性能を向上させるリフォームとセットでないと減税が適応されません。
耐震改修なども対象となりますので、減税したい場合は何が対象か確認してみましょう。

投資型減税

投資型減税もリフォーム住宅ローン減税と少し似ている所があり、優良な家に対して所得税を減税してくれます。
控除額は標準的な性能強化費用相当額の10%で上限が65万円までとなっています。
こちらはローンを利用せずに現金で一括購入をされた人でも対象となります。

最後に

リフォーム・リノベーションでもローンが利用でき、減税制度も様々あることが分かりました。
簡単にご紹介しましたので、家庭の資金計画をきっちりと立てて利用しましょう。
リフォームだけでなく将来車が必要になったりお子様が欲しいという場合も想定しておくといいかもしれませんね。

当店ではリフォーム・リノベーションに関しましてもご相談を承っておりますので、
お困りの際はぜひお立ち寄りください。