2021年10月15日

住まいを買い替える時の準備やタイミングとは?

転職や転勤だけでなく、「もっと広い家に住みたい」「マンションから戸建てに引っ越したい!」最近ではコロナ禍における移住計画、老後のための住み替えなどさまざまな理由で住まいの買い替えを検討することがあると思います。今回はそんな住まいの買い替えで後悔しないために準備やタイミング、注意点をご紹介します。

賃貸マンション

買い替えの準備

実際に行動する前に準備・検討することがあります。見ていきましょう。

買い替えを検討する前に考えるべきこと

さまざまな理由で住まいの買い替えを検討されるかと思います。買い替えは大きな金銭が動くことにもなります。本当に買い替えが必要なのかどうか、買い替えたい理由をしっかり考え直した上で判断しましょう。

住まいの買い替えに必要なお金について考える

住まいを買い替える場合、想った以上に費用がかかる場合があります。買い替え時には、「売却」と「購入」でそれぞれに仲介手数料が発生します。
たとえば2,500万円の家を売って、そして2500万円の家を買った場合

2,500万円×3%+6万円=81万円+消費税

を仲介手数料として2回分、不動産会社に支払う必要があります。

売却・購入のタイミングを考えておく

住まいの買い替えにかかる期間は、居住中の住まいの状況や動き始める季節、不動産会社との仲介契約の内容で大きく変わります。売却と購入のタイミングを考えて行動に移さないと、最悪の場合「今住んでいる住まいが売れたのに、新しい住居がなかなか決まらない…」といった状況に追い込まれることもあるので要注意です。

買い替えは売りが先行?買いが先行?

売却と購入を並行する必要がありますが、この2つを完全に同タイミングで行うのは非常に難しいこととなります。売りが先行がいいのか?それとも買いが先行の方がいいのか?それぞれの流れとメリット・デメリットを見ていきましょう。

売り先行

メリット
先に現在の住まいが売却できると、新しい家やマンションを購入する資金が事前に用意できることが一番のメリットとなります。

デメリット
現在の住まいの引渡し日までに、次の購入物件が決まっていない場合は、賃貸などの仮住まい先が必要となり、引越しが増え、余分な費用と手間や労力がかかります。

買い先行

メリット
買い先行型であれば、物件の購入を優先させるため、理想のお家が見つかるまでじっくりと新居を探すことができます。また、すでに新しい住まいがあるので、売り先行のデメリットとなっている仮住まいを用意する必要がありません。

デメリット

今住んでいる住まいの売却益を新居購入に充てることはできないため、家の売却益以外でまとまった購入資金を準備する必要があります。また、今住んでいる家に住宅ローンを利用していて、さらに新居購入資金も住宅ローンを利用する場合は、ダブルローンとなり、二重の支払いにより金銭的負担が大きくなってしまいます。

注意点

売り急いで売却額が安くならないように注意!
今住んでいる住まいをできるだけ早く売却したいという思いから、不動産会社からの値下げに応じていると希望の売却額を大きく下回ってしまうことがあります。

近隣の相場を把握しておきましょう
不動産会社が提示する査定額なら、当然、自社の利益や売却の時期など、さまざまな要素を考慮して算出されます。提示金額が妥当かどうかの判断材料として自分自身で近隣相場を調べておくことが大切です。

事前に住宅ローンの仮審査をしておきましょう
買い替えによる住み替えローンは審査基準が一般の住宅ローンより厳しい場合があります。もしも仮審査をおこなわず、想定以下の融資しか受けられなかった場合、せっかく見つけた物件をあきらめざるを得ない事態になるかもしれません。

複数の不動産会社に見積もってもらいましょう
希望価格で売買したいのであれば、複数の不動産会社に見積もりをとって、物件の相場を確認し納得した上で話しを進めましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。
住まいの買い替えには想っていた以上に費用や時間が必要となります。希望価格で買い替えるにはゆっくりじっくり時間をかけたほうが良い場合があります。費用も時間も十分に検討した上で買い替えの準備を行って下さいね。なお、ヤマダ不動産では住まいの買い替えのご相談もさせて頂きます。是非、お近くのヤマダ不動産にご連絡下さい。お待ちしております。

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