2019年2月26日

一定期間家賃が無料のフリーレントのメリット・デメリットとは

進学や就職が決まり、お部屋探しの時期もそろそろシーズンも終盤を迎えようとしています。
3月もお部屋を探される方が多くいらっしゃいますので、来店の際は事前の予約が大切になってきます✨
そしてこの時期しっかり知っていてほしいのが「フリーレント」の物件です。
フリーレントとは一体何なのかを早速ご紹介していきます。

フリーレント物件って一体何?

フリーレントとは言葉通りなのですが、一定期間お家賃が無料になる物件の事を指します。期間は物件によって異なりますが通常1~2ヶ月間お家賃が発生いたしません。長い物件では最長半年もの間無料になった事例もあるようです。
お家賃が一定期間無料となると嬉しい反面なんで無料なの?何か問題があるお部屋なの?と不安に感じることは当たり前の事です。ではなぜお部屋が無料になるのでしょうか?
答えは簡単で、家主様にとってお部屋の契約が決まらず空室が続く方が問題だからです。既に契約している方もいらっしゃる手前クレームに繋がる恐れもありお家賃を下げる事は難しいのです。
また、お家賃を下げた場合は月々の収入が下げた分減ってしまう訳ですから1~2ヶ月無料の方がメリットが大きいのです。

メリットやデメリットって何?

どんな素敵な仕組みにもメリットやデメリットは存在します。お部屋を借りる方に向き不向きがありますので、ここでご紹介していきます。

フリーレントのメリット

最大のメリットは何といってもお家賃が一定期間無料で住めるという事です。本来であれば物件を借りる際に「前払い家賃」が発生しますので、初期費用が嵩んでしまいます。
しかしフリーレントの物件の場合は「前払い家賃」もなく初期費用をグッと抑えることが可能なのです。
本来であれば必要な費用が浮くととてもありがたいですよね。浮いた費用は家具や家電の購入に回せると考えると更に嬉しいです。

フリーレントのデメリット

このようにメリットもある反面、フリーレントの物件は契約期間が決まっている物件がほとんどと言えます。お家賃が無料の期間だけお部屋を借りられてしまうと困りますからね。
契約期間内に退去してしまう場合は違約金が発生しますので注意が必要です。
フリーレントの期間で無料になっていたお家賃を違約金として支払わなければならいケースや、中には上乗せされる場合もありますので、短期間お部屋を借りたい方には不向きです。
また、フリーレントの物件は数がないのも残念な点の一つと言えます。

物件をフリーレントとして借りるために

デメリットでもありますように、フリーレントの物件は数が非常に少ないです。では少しでも初期費用を浮かすためにどうすればいいのでしょうか?
フリーレントで物件を貸す理由にヒントはあります。家主様にとって避けたい状況は空室が長く続く事です。
お引越しのシーズンは1~3月で一度終了し、次にシーズンが来るのは6月あたりですが、1~3月に比べると数は少ないです。
閑散期と呼ばれる時期にお引越しすることで交渉がスムーズに進められる場合があります。
また、契約の一歩手前の段階で交渉してみてください。借りる可能性のある方の交渉の場合は応じてもらえる場合もあります。
契約してしまった後ではもう交渉はできませんので、タイミングに注意してみてくださいね。

最後に

一定期間お家賃が無料になるフリーレントに関してご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
フリーレントの物件はお家賃が高く設定されている物件もあるようですので、
他のお部屋と比較検討してみるなどすれば安心して契約することが出来そうですね。
魅力的な条件ではありますが、全体数が少ないのでこれ!と思ったお部屋は迷わずに内覧に行く方が良いかもしれません。