2023年1月19日

一人暮らし高齢者の防犯対策とは?

高齢者が巻き込まれやすい事件としては「振り込め詐欺」など詐欺事件が多い印象ですが、最近では住宅侵入して金品などを盗む「侵入窃盗事件」も多発しています。そこで、今回は一人暮らしの高齢者におすすめの侵入窃盗被害に遭わない対策について紹介します。ぜひ親御さんのかわりに子ども世代の方々が今回紹介する対策をして、犯罪の魔の手から守ってあげてください!

老人

狙われやすい高齢者住居の特徴

外から見て一人暮らしだとわかる
・いつも同じ部屋や、一つの部屋にしか明かりがついていない。
・家族構成がわかる表札

警戒心や防犯意識があまり高くない
・夏場は窓を開けたまま就寝している。
・昔からの習慣で自宅に鍵をかけない。
・「うちには盗られるものなんてないから大丈夫」と警戒心がない。

一戸建て向け防犯グッズ

簡単に手に入り、さらに設置取り付けも簡単な防犯グッズをいくつかご紹介します。

窓の防犯対策

窓へ防犯フィルムを貼る
代表的な空き巣の手口の1つに、窓に穴を開け解錠して侵入するケースがあります。それに対する効果的な対策として、窓に防犯フィルムを貼ることもおすすめです。窓に穴を開けにくくし、空き巣の被害を未然に防ぎます。

窓用の防犯ブザーを付ける
窓が開くと自動で大きな電子音を発するものです。大きな音が鳴れば、侵入窃盗犯は驚いて逃げていく確率が高くなります。

玄関・外構の防犯対策

センサーライト
動きを検知したらぱっと光るセンサーライトを導入することで、侵入者を寄せ付けない効果があります。

テレビ機能付きのインターホン・ドアホン
留守中の訪問者の録画をすることができます。

ドアにサムターンカバーを取り付ける
サムターン回しとは、ドリルなどを使いドアに穴をあけ、金属の棒を使ってドア内側のつまみ(サムターン)を回し解錠する手法です。この方法の対策としてはカバーを取り付けるのが効果的です。

2階への足場を作らない
無施錠にしがちな2階からの侵入も多いので、エアコンの室外機や給湯器、物置なども足場になる可能性のものは配置に注意しましょう。

駐車スペースにはシャッターを設置
駐車スペースに物を置いている家庭も多いのではないでしょうか。盗難などの被害を防ぐためにもシャッターがあるお宅はきちんと閉める、ないお宅は設置することをオススメします。

泥棒が嫌がる一戸建て

ここでは、侵入窃盗犯が避ける一戸建ての特徴を紹介します。

侵入に時間がかかる家

玄関や窓の鍵を強化したり、ドア鍵は2か所ロックを心がけましょう。

防犯対策している家

周りに死角がない
見通しがいい家は隠れることができないので、犯行の瞬間を目撃される可能性が高まるため敬遠されます。

家の周りに防犯砂利が敷いてある
砂利が敷地内に敷き詰められていると、歩くと音が鳴るので防犯対策になります。

家周辺が整理整頓され整っている
家周辺が整っていると、抜け目のないセキュリティもしっかりした家のように見え、敬遠します。

セキュリティシステムを導入している
テレビ付きのインターホンやドアホン、防犯カメラの設置されている家には空き巣は寄り付きにくいです。ダミーでも構わないので、しっかりセキュリティ対策してることをアピールしましょう。「防犯カメラ作動中」などのステッカーも市販されています。玄関などに貼っておくのもオススメです。

地域ぐるみで防犯対策

侵入窃盗犯の多くは、いきなり住宅に侵入せず、侵入する住宅を下見します。そして、侵入しやすそうな住宅を探したり、狙った住宅の住人が留守の時間はいつなのかを調べています。そこで有効なのが、地域ぐるみで協力することです。ご近所同士で不審者がいたら声を掛けたり「あいさつ」することにより、侵入することを諦めることが多いようです。防犯のためにも日ごろから近所の人とコミュニケーションをとるよう心がけ、良い関係性を築いておくと安心ですね。

防犯

まとめ

いかがでしたでしょうか。
手軽にできるものから、プロにお任せするものなど、いろんな対策方法を紹介しました。侵入者を寄せ付けないお宅になるように心がけしましょう!そして、ご近所さん同士で声をかけ地域ぐるみで防犯しましょう!