2020年12月7日

一人暮らし向けの賃貸で同居するとどうなるの?気になる仕組みやルールを徹底解説!

新天地でのお部屋探しでネット検索するときにどのようにして探しますか?
「ワンルーム」「単身者向け」「新婚・カップル向け」「ルームシェア可」など条件を絞って探す方が多いのではないでしょうか。
この条件は、検索する時の「キーワード」だけではなく、大家さんが、貸し出しの「条件」としている場合もあります。賃貸物件のなかには2人入居不可というものがあります。この2人入居不可物件の条件や、ついている理由・具体的に禁止されている理由を知って、自分に合ったお部屋を探してみませんか?賃貸物件のルールを知って、トラブルなく快適に賃貸物件で暮らすために、今回は2人入居不可条件について詳しく説明していきたいと思います。

2人入居不可物件とは?

二人入居不可という条件がある場合は、つまり単身者向けの物件を意味します。

どうしてダメなの?

2人入居不可物件は、1人で暮らすためのサイズになっている傾向にあります。大家さんによって理由は様々ですが、管理上の問題で不可にしている場合が多いです。

生活音がうるさい

1人で住んでいれば会話もないはず。2人になれば会話はもちろんの事、生活音も2倍になります。防音設備についても1人暮らし用という前提で作られていることが多いため、近隣から騒音トラブルになる可能性があります。

室内設備などの劣化が激しくなる

2人で住めば、トイレやお風呂(給湯器など)、キッチンなどの設備の使用頻度も2倍になりますよね。設備の通常損耗が増えれば大家さんの負担も増えてしまう上に、2人で狭い部屋で生活していれば、部屋の汚れや破損のリスクも高くなる場合が多いです。

二人入居不可の物件で同棲・同居をするとどうなる?

二人入居不可の単身者向け物件に暮らしているなかで、恋人や友人が遊びにきて、そのまま「お泊り」する機会もあるかと思います。そのお泊りが何日も続くと、大家さんや近隣からは「同棲しているのでは?」と思われるかもしれません。そもそも「これはお泊まりか同棲か?」の線引きは曖昧なもの。自分にとっては一時的な「お泊り」と思っていても、大家さんや周りは「同棲」と思うかもしれません。
もし、そのまま一緒に暮らし始めるとどうなるかをご紹介します。

退去を求められる可能性があります

もし、単身者専用の建物に同棲していたとなれば、契約違反や規約違反になり最悪のケースでは退去勧告をされる可能性があります。

更新を断られる場合があります

先述の通り、単身専用の建物で許可なく2人暮らしを始めるのは契約違反のため、退去を求められるかもしれません。ですが即日ではない場合が多いようです。しかし、大家さんや不動産会社から警告を受けているにもかかわらず、そのまま同棲・同居を続けていると、次回更新を断られます。

同棲・同居を交渉できる?

どうしても今の部屋で同棲・同居をしたい場合は大家さんに相談してみるのもいいかもしれません。ただし、「2人入居不可」を条件にしている物件であれば、近隣トラブル回避のため交渉しても断られる可能性が高いと思っておいたほうがいいでしょう。

ルームシェア不可

賃貸物件の中には、「2人入居可」としながらもルームシェア不可というものもあります。大家さんにとっては、家賃滞納や入居者同士のトラブルはできるだけ避けたいと思っています。
家族や夫婦の同居と比べた場合、友人や他人の同居では、喧嘩などによってどちらかが退去してしまう可能性があります。このような場合、残った契約者が家賃を滞納する場合が出てきますので、ルームシェアを嫌がる大家さんもいます。
また、若者のルームシェアなどで見られることですが、友人を集めて夜遅くまで騒いだりすることが原因で、他の入居者からの苦情が入ることがあります。大家さんはトラブルや家賃滞納のリスクのあるルームシェアを受け入れるより、収入が安定していてトラブルの可能性が少ない入居者を受け入れた方が無難と考えるのが一般的です。

まとめ

2人入居不可物件について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
2人でワンルームに住むのは実際、窮屈な生活になるかと思います。新しく部屋を探す方が、2人にとっても快適な生活が送れるはずです。同棲するなら、1LDKか2DKがオススメですよ。
ヤマダ不動産では、単身者向け・ファミリー向けはもちろんのこと、家賃を抑えたい方・同棲・同居がしたいお2人向けなど様々なお部屋探しのお手伝いをさせて頂きます。ぜひ、お近くのヤマダ不動産にご連絡ください。お待ちしております。

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